デジタル放送を見るうえで知っておきたいのがコピーワンスになります。特にHDD・DVDレコーダーで録画しようと考えている人は、よく理解したほうがいいと思います。コピーワンスを知らない人も理解できるように、わかりやすく紹介していきたいと思います。

コピーワンスとは著作権保護のために「1回のみコピー」することができる方式や制度を指します。地上デジタル放送もBSデジタル放送も、このコピーワンスが採用されています。そのため、HDD(ハードディスク)・DVDレコーダーなどへの録画は1回のみに制限されています。
なぜコピーワンスが必要なの?
HDD・DVDレコーダーなどを利用している人にとっては、コピーワンスが必要ないと思う人もいるでしょう。むしろ、コピーワンスが無いほうが良いと思う人もいると思います。
しかし、著作権保護の問題からコピーワンスというコピー制御の技術が使われています。従来のアナログ放送ではVHSに5回か6回ほどダビングすると映像が劣化してしまうため、コピーした放送が流通することはありませんでした。
しかし、デジタル放送は何回ダビングしても映像や音声が劣化することはありません。そのため、デジタル放送で放送された映画などのコピーが流通してしまうのを防ぐためにコピーワンスによって録画が制限されています。
コピーワンスの1回のコピーとは
コピーワンスによる「1回のコピー」の概念には少し注意が必要になります。HDD・DVDレコーダーで、デジタル放送をHDDやDVDに録画したら、それが1回のコピーということになります。
つまり1度HDDに録画したら、それ以降コピーができないということになります。1度HDDに録画してから、DVDなどに1回コピーできるということではないので注意が必要になります。
コピーワンスはコピーを制御するための信号を暗号化して送信しています。暗号化された信号をB-CASカードで復号することによって、映像を見ることができるという仕組みになっています。暗号化された信号を復号しなければいけないわけですから、DVDにコピーした場合でも、一部の機器では再生できない可能性もあります。
結論から言いますとHDDからDVDへのコピーはできません。しかし、ムーブ(移動)をさせることはできます。このムーブはHDDからDVDへの移動をするとHDDにあったデータは消えてしまいます。
HDDからDVDへデータを移動させるという機能になっています。また、DVDのメディアもDVD-RAMやCPRM対応のDVDしかムーブさせることができません。
CPRMについては以下に紹介します。移動したDVDの再生はDVD-RAMやCPRMに対応したプレーヤーが必要になるので、その点も注意が必要になります。
CPRMとは?
CPRMとはContent Protection for Recordable Mediaの略で著作権保護技術を指します。HDDからCPRM対応のDVDに移動させるには、HDD・DVDレコーダーもCPRMに対応していなければいけません。
コピーワンスは著作権保護のために作られたものですが、ユーザにとって大変不便なものとなっています。例えば、HDD(ハードディスク)からDVDにコピーができないといった点や録画した映像を編集できないなどの点があります。
また、HDDからDVDへの移動に失敗した場合、録画していた放送が消えてしまうこともあります。 そのためコピーワンスの見直しもされ、ダビング10が開始されました。詳しくは、ダビング10のページをご覧ください。













